セラミック基板

セラミック基板

1. セラミック基板とは

セラミック基板とは、セラミック材料を基板とした基板のことです。

一般的には、アルミナ（Al2O3）や窒化アルミニウム（AlN）などのセラミック基材を用いて製造されています。

2. セラミック基板の特徴

セラミック基板は、以下のような特徴を持っています。

基板表面

• 表面平滑性・平面性に優れる

• 外形・板厚等の寸法公差が小さい

• 低歪み

物性

• 近い熱膨張係数

• 高い熱伝導性

• 機械的強度と耐久性

その他

• 高い電気絶縁性、低誘電損失

• 高周波での適用性

• 環境に優しい

3. 当社が対応可能のセラミック基板の種類

1. アルミナ基板（Al₂O₃）

• 特性：最も一般的なセラミック基板。電気絶縁性、耐熱性、機械的強度が高く、幅広い用途に用いられます。

2. 窒化アルミ基板（AlN）

• 特性：非常に高い熱伝導率を持ち、特に高出力デバイスに適しています。

3. LTCC基板（低温同時焼成セラミック基板）

• 特性：低温で焼成できるため、多層化が容易で、高密度実装が可能です。

4. セラミック基板の層構成

5. 一般寸法公差

セラミック基板の寸法公差は、基板の種類、サイズ、製造方法によって異なります。高精度が要求される部品では、非常に小さな公差が設定されることもあります。

具体的な公差については、各メーカーの製品仕様書を参照してください。

6. セラミック基板の用途

• 車載機器

• 産業機器

• 医療機器

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